リモコン式スクランブル方式傍聴用発信機
SCR−200T
概要
  • 専用受信機からの リモートコントロール発信の制御できる発信機です。電波は秘話方式の電波なので専用受信機以外、市販の受信機ではいかなる受信機でも聞くことが出来ません。専用受信機(SCR−200R)でしか聞くことができません。
  • 4種類のキャリア(発信周波数)を短時間に(1秒間に20回切りかえる方式になります。受信機はキャリアに自動追尾同期する形で復調します。
  • キャリアの、繰り返しの順序の違いで対になった受信機SCR−200R)でないと聞けません。H,I,J,K,L,M(全部で6種類)。
  • 外観はKUR−400とほぼ同じで、みが4mm増えただけの超小型です。
  • リモートコントロール方式なので普段は電波を出していないので発見される可能性が皆無になります。
  • 電波の通達距離は200〜300メートルぐらいです。SCR−100Tの通達距離の2倍近く延びています。
  • 電池はリチウム電池のCR−2を1個使います。連続使用して1日半ぐらいの電池寿命があります。待機状態ですと消費電流は1mA以下なので1ヶ月以上は持ちます。断続的に使うので1日3時間ぐらい使っても7日以上持ちます。長期間使う場合は単1電池アダプター(AD−T)を使うと更に10倍以上長持ちします。つまり電池を取り替えないで1日3時間使っても3ヶ月は使えます。尚、安定な動作をするように昇圧安定化回路を内蔵しています。内部電池電圧が1.5ボルトまで安定して動作します。それ以下になると急に発振が止まります。更に、半永久的に使いたい場合は電灯線接続型SCR−200TAがあります。
  • ALC(自動音量調整回路)を内蔵しているので、かすかな音から大きい音まで同じレベルで聞くことが出来ます。
  • 特別の周波数の機種も製造可能です。(320MHz±2MHz以内、キャリアの最大と最小の幅は1.2MHz以内です。受信機と対になります。納期は一ヶ月)
使用法
  • 後部裏面の電池蓋を、後ろの方にスライドすれば電池を入れる場所が見えます。リチウム電池CR−2を使います。電池の極性を間違えないように注意します。電池のマイナス側をスプリングに押しあてなながら挿入します。取り出すときは電池のプラス側を楊枝か爪の先でかき出す様にして取り出します。
  • 本体前面のアンテナ端子に、付属のヘリカルアンテナかホイップアンテナを挿し込みます。次いで、側面のON、OFF と書いた小さなスライドスイチのノブを ON の方向に動かします。これで動作状態になります。ホイップアンテナ(オプション)の方が電波効率は1割近く善くなります。
  • リモコン式スクランブル発信機はリモコン式スクランブル受信機とセットで使います。標準品の内部送信機はGチャンネルの1チャンネルのみとなります。リモコン式スクランブル受信機の電源スイチを入れると、初め2〜3秒間ぐらいリモコン式スクランブル発信機側の内蔵受信機に指令電波を送ります。リモコン式スクランブル発信機側の内蔵受信機は電池を節約する為に2秒間隔で短時間の動作をしています。その為に電源スイチを入れた最初だけ、2〜3秒間指令電波を発信し続けます。リモコン式スクランブル発信機側の内蔵受信機がそれを感知すると瞬時に電波の送信を始めます。以後は約4分間隔でリモコン発信機側の送信電波が切断されますが、リモコン受信機側の方はリモコン式スクランブル発信機の電波が切断されると瞬時に再接続の指令を出します。従って、リモコン式スクランブル受信機側の電源スイチを切らない限り、連続的に受信し続けることが出来ます。中止する場合はリモコン式スクランブル受信機側の電源スイチを切れば、リモコン式スクランブル発信機側の電波の送信も数分以内に自動的に切れます。
  • 外部のCCDカメラやビデオレコーダーや映像発信機などを断続制御する場合は電源スイチ側のジャックに専用のプラグ付きクリップコード(オプション、¥2,500)を挿して使います。機器に供給している電源側の線は、その機器に電池から繋がっているマイナス線を一旦切断してから、その切断した線の両側に繋ぎます。クリップの付け根が黒線をその機器に供給する電源(電池)のマイナス側に、クリップの付け根が赤線を接続する機器のアース側に接続します。プラス側では使えません。この場合、リモコン発信機と制御する機器のケース同士は互いに絶縁状態になっていなければなりません。断続可能な電流は最大で300mAまでです。電圧は最大で20VD.Cです。交流は使えません。
  • 市販の録音機と組み合わせて、自動録音をする場合は、リモコン受信機付属の録音コードをリモコン受信機のイヤホーン端子と、録音機の外部マイク端子に挿して使います。受信機と録音機のケース同士をくっつけて設置しないようにします。くっつけて使う場合は、紙や布切れ等を間に鋏む等して、絶縁して設置して下さい。ケース同士が絶縁されていないと正常に録音されない場合があります。
SCR−200Tの仕様
    リモコン式キャリアホッピング方式音声傍聴用スクランブル発信機
    発信部
        4種類のキャリアを50mSで順次切替
          キャリア周波数
              Dチャンネルが 320.235Mhz Eチャンネルが 320.675Mhz
              Fチャンネルが 321.135Mhz Gチャンネルが 321.575Mhz
          システム  6種類(H,I,J,K,L,M)
        電源電圧  3V
    受信部
        受信周波数 321.575Mhz
        2.5秒間隔で30m秒幅の間欠動作  待機時
        消費電流  0.7mA(制御回路部分を含む)  待機状態
    アンテナ  RCA端子ヘリカルアンテナ、と1/4ラムダ長ビニール線(22cm)
    使用電池  CR2(リチウム電池)、 単1電池アダプター(AD−T)CR2の10倍の寿命
    使用時間  連続30時間
    使用温度  −5℃ 〜 50℃
    外形寸法  18mm×73mm×26mm
    重量    55g(リチウム電池、ヘリカルアンテナ含む)
注意事項
  • 精密部品が凝縮内蔵されているので衝撃を与えるような使い方はしないで下さい。アンテナの取り付け部分は壊れやすいので取扱には充分注意してください。